シーン別で選ぶならプロスペックスの腕時計

腕時計はファッションやシーンに合わせて使い分ける人も多いでしょう。特に時計好きな人やスポーツをしている人であれば1本の腕時計を使い続ける人は少ないかもしれません。ビジネス用とスポーツ用では時計に求める機能は異なります。シーンに合わせた時計選びをしましょう。4つのシーンに分けたプロスペックスは、使い分けることに満足できる腕時計です。ここでは、気兼ねなく装着でき、そして心置きなく楽しむことができるプロスペックスをご紹介いたします。

プロスペックスとは?どんなブランド?

プロスペックスとはSEIKOが出している腕時計のシリーズです。SEIKOは1895年に海中時計の製造を始めたのが時計メーカーとしてのスタートになります。1956年には日本で初めての自動巻腕時計を発売し、その後1963年には東京オリンピックに向けて機械式のストップウォッチを開発するなど、国内においての時計の発展に貢献してきました。そして1969年に発売されたのが世界初となるクオーツ式腕時計です。その後もドレスウォッチの開発に販売などクオーツ式ならSEIKOというほど、現代の時計の基本ともなるスタイルのひとつを作り上げています。 プロスペックスは、そんな日本の時計業界を担うSEIKOから生まれました。プロスペックスは時計にステータスと機能を追求したい人にとってその欲求を十分満たせるだけの魅力にあふれています。シーン別に分けられたプロスペックスは、それぞれのシーンで使うのももちろんおすすめですが、機能ごとファッションのひとつとして組み込んでもお洒落に使えます。プロスペックスは時計が好きな男性に人気のシリーズのひとつです。

コンセプトは海・陸・空・走


プロスペックスのコンセプトは「海・SEA」「陸・LAND」そして「空・SKY」に「走・RUN」の4つです。そして、それぞれのシーンに特化した機能にデザイン性をプラスすることで高級感を持たせています。「海・SEA」は、航海に挑む冒険家や深海に魅力を感じるダイバーに向けて作られたプロ仕様のダイバーウォッチです。「陸・LAND」は、厳しい大自然に挑む冒険家そして探検家をイメージしています。冒険家である三浦雄一郎氏による監修のもと厳しい環境条件にも十分使用できる機能性を備えた本格的な腕時計です。そして「空・SKY」はパイロットウォッチとして仕上がっています。操縦席の計器類を思わせる文字盤は男性の遊び心をくすぐるかもしれません。最後の「走・RUN」は楽しみながら走りたいという人からタイムにシビアなトップアスリートまでをサポートできる腕時計としてデザインされています。 さまざまなシーンを想定したコンセプトのプロスペックスは、時計が本来持つ高級感をベースにしながら4つのシーンに合わせた機能を持つ腕時計です。そのため、時計にステータスを持たせたい層には満足できるシリーズではないでしょうか。

プロスペックスを使用している年齢層や評判は?

プロスペックスは30~50代以上の大人の男性に人気で、特に人気なのはダイバーウォッチです。4つのシリーズの中で種類が最も豊富であることも人気の理由として考えられますが、多くの人がシンプルなデザインに使い勝手の良さなどをあげています。釣りなど海で過ごす時間のある人が購入するケースも見られますが、普段のビジネス用からオフまで幅広く使いやすいことも人気の理由のようです。価格帯は比較的購入しやすいラインのものが好まれる傾向があります。装着したときのほどよい重量感やつけ心地などを重視して選んでいる人が多いのも、特徴的かもしれません。 プロスペックスには手ごろなものもありますが、国内ブランドの時計としてはやや高級路線に入る価格帯までがそろっています。プロスペックスを好む人が30代以上の社会経験を積んだ大人の男性に多いのは、それが理由として考えられるかもしれません。ただし、プロスペックスを購入した人の多くがその機能とデザインに満足しているのは確かです。

シーンで明確に分けられるプロスペックス


プロスペックスで最も種類の多い「海・SEA」には、元ビームスのクリエイティブ・ディレクターである梶原由景氏の監修の「Prospex Diver Scuba LOWERCASEプロデュースモデル」があります。梶原氏はナイキやモトローラ、ディズニーやレゴなどさまざまな企業とのコラボやプロデュース経験を生かし、タウンユースのダイバーウォッチを作りだしました。デイリーにも使いやすいデザインです。このモデルをはじめダイバーウォッチには1000m飽和潜水用防水が施されています。 そして「陸・LAND」は三浦雄一郎氏の監修の元で作られた、極限にも耐えられる機能を備えた時計です。光の反射を99%以上も抑えるガラスを採用し、キズがつきにくい特殊コーティングをしています。引っかかりを回避するために竜頭を12時の位置にするといった細かい配慮がされており、生活防水としては高い10気圧防水というのも安心できる条件でしょう。 「空・SKY」の特徴は航空計測用円形計算尺がついた回転ベゼルです。こちらも生活防水としては高い10気圧防水処理がされ、駆動にはソーラー充電を採用しています。ストップウォッチ機能もつき、高級な腕時計を感じる重みのあるデザインです。 最後の「走・RUN」はプロスペックスの中ではかなり手ごろなラインといっていいでしょう。駆動はすべてソーラー充電にし、走行中の発汗にも耐えられる10気圧防水になっています。ラバーベルトでフィット感を出しているのもポイントです。「走・RUN」には「東京マラソン2018記念限定モデル」があります。

ビジネスからオフまでを網羅

腕時計を4つのシーンで分けたプロスペックスは、使う人が何を目的にするかで明確に機能やデザインを選ぶことができます。しかし、プロスペックスの良さはそれだけにとどまりません。機能をファッションの一部として楽しめるのもプロスペックスの魅力です。ビジネスとオフで使い分けるのもいいですし、手ごろなラインのものをいくつか集めるのもいいでしょう。プロスペックスの楽しみ方は使う人の自由で、さまざまです。シーン別にはなっていますが、タウンユースとして使ってもお洒落で満足できるでしょう。シーンではなくデザインや駆動で決めるという選びかたもできます。プロスペックスは社会人としてのお祝いや入学祝い、そして記念日のプレゼントにするのもおすすめです。