カシオのフロッグマン!その人気の秘密と代表的なモデルの紹介

G-SHOCKはカシオの顔ともいうべき存在ですが、その中でも特に高い人気を誇るシリーズにフロッグマンがあります。この時計は熱烈な愛好家が多いことでも知られ、フロッグマンのシリーズのみを集めているコレクターもいるほどです。しかし、フロッグマンを使ったことがない人からすれば、なぜそんなに人気があるのか不思議に思うかもしれません。そこで、フロッグマンの魅力についての解説やおすすめモデルの紹介などをしていきます。

質実剛健!初代からのイメージを守り続けるフロッグマンシリーズ

カシオのフロッグマンは優れたダイバーズウォッチとして広く知られています。フロッグマンとはもともと軍事活動を行う水中工作員を意味し、裏蓋に描かれた酸素ボンベを担いだカエルもその例えです。そのうえ、丸型の非対称ケースは潜水艦のハッチをコンセプトにデザインされており、その見た目からも実用性にこだわった武骨なイメージが浮かび上がってきます。そうした実質とデザインが一致している点もこのシリーズが高い人気を誇る理由の一つです。腕時計ブランドの中には古いイメージから脱却するために大胆なフルモデルチェンジを行うケースも少なくないのですが、フロッグマンのフォルムは初代と比べて驚くほど変わっていません。このことからもフロッグマンのデザイナーチームが原点のイメージをいかに大切にしているかがわかります。流行に流されてコロコロと姿を変えるのではなく、自らのアイデンティティを第一に考えているからこそ、このシリーズはファンから愛され続けているのです。

頑強で多機能!フロッグマンのコンセプトとその特徴

G-SHOCKはもともと頑強さが売りの腕時計ですが、その中でもさらなるタフさを求めて企画されたのが「Master of G」です。フロッグマンはその最初のシリーズに当たります。それだけに、頑強さに関するこだわりは強く、シリーズを重ねるごとにより一層過酷な状況に耐えられるモデルへと成長しているのです。フロッグマンといえば、まずISO規格の200m防水機能があります。水深200mの水圧に耐えられることができるこの機能は画期的でした。その後、同様の機能を持つ時計が他でも開発されるようになりますが、フロッグマンはさらなる進化を遂げていきます。たとえば、潜っていた時間をログデータとして残せるダイビング機能があります。しかも、水面に上がっている時間を計るインターバル機能もついているため、潜水をするたびにいちいちダイビング機能をセットし直す必要がありません。これらの機能によって自分の潜水記録が一目でわかるようになりました。また、タイドグラフは潮の満ち引きを、ムーンデータは月齢を教えてくれます。これは釣り人やサーファーにとってもうれしい機能です。さらに、フルオートELライトは腕を傾けるだけで液晶部が発光し、暗い海中で活動する際には非常に便利です。しかも、フロッグマンには大型ボタンが採用されており、ダイバーが厚手の手袋をしていても操作がしやすいようになっています。このように、フロッグマンは海で活動する際にはその頑強さと多機能性を存分に発揮することになり、その点が大きな魅力だといえるでしょう。

実用性とコレクター性の高さ!幅広い層から愛されるフロッグマンの時計

フロッグマンは高い防水機能や潜水機能を誇る時計ですが、別にダイバーや潜水士といった専門職の人たちだけが利用しているわけではありません。93年に初代が発売された当初からファンだという年配の人からアウトドア志向の若者まで、幅広い層の人たちが愛用しています。さらには、あまり海や川にいかない人たちの間でもファッションコーデのワンポイントとして取り入れるケースが増えているようです。また、コレクターズアイテムとして集め、大事に保管している人もいます。ちなみに、コレクションとしてのフロッグマン人気は90年代がピークであり、2000年を過ぎたあたりから次第に鎮静化していきました。しかし、限定モデルについては途切れることのない人気を維持しており、中古市場ではしばしば高額で取引されています。

特選フロッグマン!おすすめの人気モデル

多機能を誇るフロッグマンシリーズですが、その中でも大きな進化を見せたのが、ISO規格200m防水の機能を搭載しながら世界6局の標準電波受信が可能なGWF-1000-1JFです。このモデルには、ログデータメモリ10本、高速演算タイドグラフ、高精度データ機能を搭載しており、本格的なダイバーズウォッチとして2009年に発売されました。一方、よりプロフェッショナルなニーズに応えているのが2016年発売のGWF-D1000-1JFです。海難救助のときには水深・方位・温度の計測が必要となりますが、このモデルにはそれを可能とするトリプルセンサーが搭載されています。これはフロッグマンシリーズでは初の試みです。しかも、泥や浮遊物で視界が遮られやすい海底にあって時計の角度を気にすることなく方角が測定できます。そのうえ、水深は10cm単位で80mまで測定できるという優れものです。外装のデザインも海中での作業を考えた妥協なきものに仕上がっていますし、ベルトはダイビングスーツの上から装着することを考えてカーボンファイバーシートを組み込んだ長めのものを用意しています。まさに、プロのための仕様だといえるでしょう。また、このモデルと同時発売されたGWF-D1000B-1JFはブルーIP処理が施されており、従来のものとは違った色合いを楽しめます。さらに、デザイン性でいえばBWF-D1000MB-3JFも見逃せません。海の神秘性を表したマリンブルーと海底の砂地をイメージしたベルトの裏のホワイトグレー、そのコントラストが目を引きます。それに加えて、3時位置のセンサーカバーにはIP加工を施し、海面から差し込む陽光のきらめきを表現している点も印象的です。そして、最後に紹介するのはカシオがG-SHOCK35周年を記念して発表したゴールドトルネードことGWFーD1035B -1JRです。漆黒の中で輝くゴールドが印象的で渋みのあるゴージャスな一品に仕上がっています。ベースモデルにはGWF-D100を採用し、機能性の高さときらびやかさが融合した、まさに35周年にふさわしいモデルといえるでしょう。

フロッグマンの魅力に触れてみよう!

フロッグマンは高い人気を誇る魅力的な時計です。特に、海や川に頻繁に出掛けるアウトドア志向の人であれば色々な機能を使うことも多く、その素晴らしさはよく理解できるはずです。また、腕の動きを妨げないために設計された左右非対称のデザインには機能性を追求した末に至る機能美にあふれています。その基本デザインを変えることなく維持し続けている点もこのシリーズが長きにわたって愛され続けている理由になっています。そのため、実用性だけでなく、コレクター性の高さからも注目されている時計です。今まで腕時計にあまり興味がなかった人でも、フロッグマンを知ってその魅力にはまったという人は少なくありません。もしプライベートに使う時計で悩んでいるのであれば、フロッグマンを選ぶのも一つの手です。一度その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。