航空時計のパイオニア的存在!グライシンの腕時計の魅力とは

グライシンは、1914年にスイスで誕生した時計ブランドです。パイロットのために開発された「AIRMAN」シリーズは、ベトナム戦争時代にアメリカ軍パイロット達の間で人気となったことで知られています。グライシンが人気を集めている理由は、暗い所でもよく見える視認性の高さと、過酷な環境下にも耐えられるタフな作りなどにあります。機能性の高さと武骨なデザインにより、パイロットだけでなくミリタリーウォッチを好む男性にも人気があります。航空時計を身につけることで、空へのロマンを感じられることも魅力のひとつといえるでしょう。ここでは、グライシンの腕時計の特徴や人気の商品などについて詳しく紹介します。

長い歴史を持つグライシン!信頼できる航空時計

グライシンには、「力強いフォルムとデザインが印象的な、信頼できる航空時計ブランド」というイメージがあります。グライシンが信頼できる時計ブランドである理由のひとつが、毎年欠かさず続けているバーゼルフェアへの出展です。バーゼルフェアは、スイスのバーゼル市で毎年春に開かれている、世界最大規模の「時計と宝飾品の見本市」です。世界中から多くの出展者が集まり、有名ブランドの最新モデルが発表されたり、バイヤーによる商談が行われたりしています。バーゼルフェアが最初に開催されたのは1938年のことですが、グライシンは初回出店以降、毎年1度も欠かすことなく出店を続けており、歴史のある由緒正しいブランドとして知られています。

精巧で武骨なパイロットウォッチのパイオニア!確固たる地位を築く

グライシンが誕生したのは、1914年のことです。長い歴史を持つグライシンは、スイスのヴィエンヌ市で時計技術者であったユージン・メイランによって設立されました。ユージン・メイランは自社の工房で時計をつくり続け、1953年に看板モデルとして知られる24時間運針の「AIRMAN」シリーズを発表しています。「AIRMAN」シリーズは、ベトナム戦争時代に多くのアメリカ軍パイロット達がこぞって購入したことで知られるミリタリーウォッチです。「AIRMAN」シリーズのヒット以降、グライシンは信頼できるパイロットウォッチを生み出し続けるブランドとして、確固たる地位を築いています。 パイロットウォッチとは、パイロットのために開発されたハイスペックな腕時計のことを指します。パイロットは、どんな状況にあっても常に時間を正確に把握していることが求められる過酷な職業です。そのため、パイロットウォッチには視認性の高さが必要不可欠といわれています。真っ暗で照明のない上空でも時刻を一目で判断できるよう、文字盤や針に夜光塗料が使われているのが特徴です。そのほかに、パイロットウォッチには大幅な気圧変化にも耐えられるタフなつくりや、グローブをつけていてもボタンが押せる操作性の高さなども備わっています。
グライシンの「AIRMAN」シリーズには、「24時間運針」「自動巻き」「10気圧防水」など、パイロットウォッチに求められる必要条件がすべて備わっています。 このような機能性の高さと精巧なデザインにひかれて、パイロットでなくてもパイロットウォッチを魅力的に感じる男性はたくさんいます。特に戦闘機やジェット機などのマシンや、ミリタリー系ウォッチを好む男性が、グライシンを手に取る傾向が強いといえるでしょう。パイロットウォッチはグライシンのほかに、 IWCやブライトリングなどのブランドでも展開されています。
圧倒的な存在感と武骨で男らしいイメージのグライシンの腕時計には1度手にしてみたいと思わせる魅力が凝縮されているのです。グライシンはプロのパイロットからコレクターまでを満足させることをコンセプトとして、高品質でユニークなパイロットウォッチをプロデュースし続けています。

比較的リーズナブルで購入しやすいと評判

グライシンの腕時計はパイロットのために開発されたため、視認性が高く見やすいことで定評があります。さらに、高級ブランド時計としては比較的リーズナブルで購入しやすいと評判です。また、グライシンの「AIRMAN」シリーズは、世界初のダブル24時間GMTウォッチであるという特徴があります。24時間運針のため一目で午前か午後を判別しやすく、ベゼルを利用して2カ国の時刻を同時に知ることが可能です。海外を飛び回るパイロットのために開発されたものですが、海外出張の多いサラリーマンや為替関係の仕事をしている人にも使いやすいと評判になっています。 グライシンの腕時計は、仕事に慣れ身につけるものにこだわり始めた20代後半以降の男性に人気です。広く知られているメジャーなブランドではありませんが、時計通の間ではよく知られている実力派時計ブランドといえるでしょう。

グライシンの人気商品である「AIRMAN」シリーズ

グライシンの腕時計で最も人気があるのは、主力モデルである「AIRMAN」シリーズです。「グライシンAIRMAN 46」は、茶色のカーフレザーベルトに白のステッチが特徴的な腕時計です。見やすいホワイトの文字盤で、ローカルの時間帯を一目で読み取ることができます。GMT針で第2時間帯を、ベゼルを回して第3時間帯を設定し1度に確認することができるので、海外出張の多い人や為替取引をしている人におすすめです。
「グライシンAIRMAN SST 12」は、時分針に蓄光塗料が施されている暗い所でも見やすい自動巻きの腕時計です。SSTとは1960年代に活躍したボーイング機B2707などの超音速輸送機のことをいいます。「AIRMAN SST」はAIRMANの第2世代として開発された商品で、「AIRMAN SST 12」はAIRMAN SSTをモダンにアレンジしたものです。GMT機能が新たに搭載され、パイロットがより使いやすいよう工夫されています。

知る人ぞ知る実力派の航空時計ブランド「グライシン」

グライシンはパイロットウォッチのパイオニア的存在で、精巧で武骨なデザインが男らしいと定評を得ています。長い歴史を持ち、スイスのバーゼル市に毎年欠かさず出店を続けている、由緒正しい時計ブランドといえるでしょう。主力モデルの「AIRMAN」シリーズは、パイロットのために開発された商品です。機能性の高さと圧倒的な存在感により、パイロットだけでなくミリタリー系ウォッチを好む男性にも人気があります。視認性の高さや操作性の高さ、タフなつくりが人気の理由ですが、高級時計ブランドとしては購入しやすい価格帯なのも魅力のひとつといえるでしょう。だれもが知るメジャーなブランドではありませんが、知る人ぞ知る実力派時計ブランドとして、これからも優れた商品を生み出してくれるのではないでしょうか。