40代になると社会の中で重要なポジションを任され、自信を持って仕事をしている人が多くなるでしょう。そんな40代が身につける腕時計は単なるオシャレではありません。自分の価値を世間にアピールし、ステータスを高めるためのセルフブランディングの一環なのです。
そのため、腕時計を身につけるだけではなくて、そのチョイスにもこだわりを持ち込みたいところでしょう。ここでは40代のビジネスマンにおすすめの腕時計ブランドについてまとめました。
本格スイス製の名門「ハミルトン」
ハミルトンは1892年、アメリカ発祥の時計メーカーで、現在ではスイスに本社があります。そのため、ハミルトンといえばスイス製時計の代名詞と呼ばれることも多いのです。ハミルトンは長い歴史の中でスポーツや映画など、多彩な文化とコラボレーションを行いながら時計を発表してきており、そのデザイン性の高さが評価されています。軍事用の時計を生産していた名残もあって、ハミルトンの腕時計はメンズものだとシックなデザインのものが目立ちます。まさに、人生の酸いも甘いも経験したうえで、人の上に立つ40代のビジネスマンにはぴったりの腕時計だといえるでしょう。
また、アンティークなデザインも評価が高く、ビジネスシーンのアクセントとしても効果的です。しかしそんなハミルトンは、一流ブランドに名を連ねている時計でありながら価格は比較的リーズナブルなのです。「腕時計に興味はあっても高い買い物はしたくない」という人にも、高級腕時計の入門編として身につけやすいアイテムでしょう。
人生のお供に「ロレックス」
20世紀に創業し、一流時計ブランドの中ではやや若い印象があるのが「ロレックス」です。それでも、その知名度と人気はすでに時計ブランドの中でもトップクラスだといえるでしょう。ロレックスが人気になったのは、その実用性の高さです。かつて高級時計と言えば、ビジュアルに優れている一方で耐久力が低く、実用性に乏しい欠点がありました。そのため、セレモニーなど重要な場面以外の用途でなければ、気軽に身につけられないアイテムだったのです。しかし、ロレックスは防水機能であるオイスターケースをはじめとした工夫で、高級感と実用性を両立させました。ビジネスマンが毎日会社につけていっても、耐久を気にすることなく身につけ過ごすことが可能になったのです。ロレックスは一度購入したら、残りの人生を共に歩んでいくパートナーとなります。長く愛用できる腕時計を探しているならロレックスがおすすめです。
信頼と実績の国産「セイコー」
海外の高級腕時計は美しく見栄えが良い一方で、「見にくい」、「くせがある」という意見も聞かれます。そこで、精密な作業には信頼がある日本の時計メーカー「セイコー」の腕時計を選んでみてはいかがでしょうか。セイコーの腕時計はシンプルなデザインが特長です。ビジネスシーンはもちろんですが、デイリーに身につけても違和感なくフィットする気軽さがあります。せっかく購入した腕時計、使う機会が多ければ多いほどうれしいものでしょう。そして、国産のメリットである精密製と使いやすさでも、セイコーはしっかりと満足させてくれます。耐久力に優れ、故障が少ないセイコーの腕時計は、ビジネスマンの味方です。そのうえ、針やインデックスのデザイン、ガラスの反射など一つ一つの要素に徹底的なこだわりを注入することで、時間が見やすいという時計本来の機能に忠実なポイントをカバーしているのです。忙しい中、目がかすんでもセイコーの腕時計であれば正確に時間を教えてくれるでしょう。
鬼才フランスの最高峰「カルティエ」
カルティエといえば、宝石ブランドとしてのイメージが強く、腕時計との関連にピンと来ない人もいるかもしれません。しかし、カルティエは世界で初めて腕時計を作り出したブランドでもあり、長い歴史の中で名作と呼ばれているアイテムを次々に送り出してきたのです。宝石のような「サントス」、まるで捻じ曲げられたようなデザインの「クラッシュ」をはじめ、カルティエがデザインする腕時計はいずれも個性的なビジュアルのものばかりです。一目見て「カルティエの腕時計だ」と分かるほど、カルティエはインパクト重視の腕時計を発表し続けています。40代になればファッションでも守りの姿勢になりがちですが、いつまでも挑戦の気持ちを忘れないために、カルティエの腕時計で攻めてみてはどうでしょうか?自分自身への自信にもなりますし、腕時計の新たなコーディネイトに目覚める可能性もあります。オシャレなビジネスマンにカルティエ製腕時計はおすすめです。
スイスの小さな芸術「ジャガー・ルクルト」
メンズの高級腕時計には様々なデザインがあり、どれにするかは迷うところです。「会社につけていくのに派手なものは嫌だ」と考える人もいるでしょう。特に日本の会社は腕時計に限らず、派手なファッションアイテムを嫌う傾向があります。そこでおすすめしたいのがジャガー・ルクルトの腕時計です。ジャガー・ルクルトの創業は1833年とかなり古く、生真面目な技術屋としてのイメージを長年かけて確立してきました。ジャガー・ルクルト製の腕時計は無駄を排除したデザインと実用性が特徴的です。代表的なシリーズである「マスター」はそんなジャガー・ルクルト社の魅力が凝縮されており、シンプルながら上品さも忘れていないデザインは、まさに日本のビジネスマンにぴったりな一品といえるでしょう。箔をつけるために腕時計を身につけたい、でも、会社の中で悪目立ちはしたくない。そんな微妙な悩みを抱える40代のビジネスマンに、ジャガー・ルクルト製の腕時計が似合うはずです。
まとめ
メンズ腕時計を選ぶ際には、自分が何を重要視しているのか自覚することが大切です。たとえば、実用性を重視しているのなら壊れにくく、盤も見やすい腕時計がおすすめです。オシャレな腕時計がいいなら、デザイン性を重視して選ぶといいでしょう。腕時計にはブランドごとに明確な特徴があり、必ず自分に合った腕時計をリリースしているブランドとめぐり合えるはずです。そのためには、腕時計に関する自分の悩みや要望を知る努力をしましょう。WEBサイト「腕時計ラベル」では、腕時計にまつわる大小、いろいろな情報を掲載しています。腕時計について詳しくない人でも楽しみながら、腕時計選びに欠かせない知識が身についていくはずです。気軽にのぞいてみてはどうでしょうか。