値段に大きな差が!腕時計の電池交換はどこに依頼すべき?

お気に入りの腕時計。長く使うために欠かせないのは、電池交換ですよね。みなさんは普段、腕時計の電池交換はどこに依頼していますか?実は、電池交換は依頼する場所によってかなり値段が変わるのです。今回はそんな腕時計の電池交換にスポットを当てて、かかる費用や特徴についてくわしくご紹介していきます。

腕時計の電池交換に対応してくれる店舗とは?

そもそも腕時計の電池交換は、どんな店舗が対応してくれるのでしょうか。腕時計の電池交換を依頼できる店舗の種類は大まかに分けて3つです。1つ目は、その腕時計を購入したメーカー。2つ目は、街にある時計屋さん。そして3つ目は、時計専門店でないホームセンターなどです。自分の求める希望に合わせ、電池交換を依頼する店舗を選ぶことができます。ここでは、オーソドックスな「メーカーへの依頼」以外の、店舗の相場を見てみましょう。まず、2つ目に挙げた街の時計屋さん。「時計専門店」と呼ばれるところです。しっかり探してみると、意外にも時計専門店は身近に多くあることがわかります。時計専門店というくらいですから、もちろんそこにいるのは時計の扱いに精通したプロの職人さん。値段の相場はおよそ1,000~3,000円で、きちんとした職人さんが対応してくれるにも関わらず、相場は比較的安価です。しかし気をつけなければいけないのは、いくら職人といえどやはり腕には良し悪しがあるということ。口コミなどをしっかりリサーチし、情報を集めて本当に信頼できるお店に任せましょう。そして3つ目に挙げた専門店でないホームセンターなどについてです。相場は500~800円と非常に低価格で電池交換を依頼できますが、専門家が対応するわけではないので、交換中に多少の傷がついてしまうなどのリスクが考えられます。しかし出費は格段に抑えられるので、コストの削減を重視するならこういった店舗に依頼するのがお得でしょう。

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メーカーに依頼すると値段が高くなる?実際費用はどうなの?

今度は、1つ目に挙げたメーカーへの依頼についてみていきましょう。やはり腕時計を実際に購入した店舗へ依頼するのがいちばん安全で安心ではあります。でも気になるのはその際にかかる費用。「メーカーに頼むと高くつきそう」と心配に思う人は多いのではないでしょうか?メーカーに電池交換を依頼したときの相場はおよそ3,000~6,000円とやはりほかの2つの店舗と比べて、費用は高くつきますが、魅力的なのはその手厚いサポートです。その腕時計の構造は確実に理解していますし、万が一の失敗の心配もございません。モノによっては防水テストなども行ってくれるメーカーもあります。値段は少々高くなりますが、腕時計を預けることへの不安は少ないでしょう。

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電池交換の周期と保証はどうなっているの?

電池交換の周期ですが、電池の寿命は時計の種類と組み込まれる電池によって約1~10年と大きく異なります。寿命が切れた電池をそのままにしておくと、電池が膨らんだり漏液したりして、時計に悪影響を与える恐れがあるので、なるべく早めの電池交換を心がけましょう。次に、気になる保証についてですが、「保証期間」とは取扱説明書どおりの適切な使用中に故障してしまった場合、無料で修理・調整することが保証される期間のことです。保証期間はメーカーや商品によって異なるため、購入時にしっかり確認しておくことが大切です。また、保証書は腕時計を購入した国でのみ適用されることがほとんどで、海外旅行でのお土産に購入した腕時計が帰国後故障した場合や、旅行先で故障した場合などは、国際保証を受けられないメーカーもあるため、各メーカーに問い合わせてみてください。賢い電池交換で、無駄な出費を抑えつつ大切な腕時計と長く付き合っていきましょう。