大切な腕時計を長持ちさせる!綺麗に保つための手入れのポイントとは

腕時計はファッションアイテムとして欠かせない存在となってきており、コレクションしている人や愛着を持って肌身離さず着けている人も多いはずです。しかしそんな腕時計だからこそ、毎日つけているうちに汚れも蓄積してしまうもの。よく見ると色がくすんでしまっていたり革ベルトがぼろぼろになってきたりしていませんか?大切な腕時計だからこそ、日々の手入れをしっかり行い、購入当時の輝きを長く保ってあげましょう。今回は腕時計を長持ちさせるための、手入れのポイントをご紹介します。

☆汚れはすぐに落とす!日常での手入れポイント

とにかく肝心なのはついた汚れを早めに落とすことです。ついてすぐならば簡単に落ちる汚れも、放置してしまうことでサビや劣化の原因となってしまいます。特に夏場は汗をかくため、着けているだけで皮脂や汚れが付着しやすくなります。

日常的な手入れ方法として、1日の終わりに柔らかい布やセーム革で乾拭きしましょう。肌に触れる内側部分だけでなく、表面についたホコリなども拭き取ります。汗や皮脂が気になる場合は、ティッシュを使って軽く拭った後に布で仕上げるようにしましょう。革ベルトの場合も同様に布で拭きますが、その際は強く擦らないで上から抑えるようにして汚れを取ってください。

また、もしも時計が濡れてしまった場合には、布で軽く叩くようにしながら早めに水分を吸収させましょう。革ベルトが濡れた際にドライヤーで乾かす人がいますが、これは革が高温で縮んでしまう恐れがあるため絶対にやめましょう。

5_2

☆定期的に掃除することで輝きを取り戻す

日常の手入れに加えて、汚れが目立つ場合には定期的に掃除してあげると輝きが色あせません。ステンレススチール時計の場合は、ブレスレット部分を10~20分程ぬるま湯に浸けた後、柔らかめの歯ブラシを使って連結部分を中心に磨きます。タオルドライした後にドライヤーで完全に乾かせばピカピカの仕上がりになります。

革ベルトの場合は、革専用のクリーナーを使用します。クリーム状のものや固形タイプのものがありますが、革の種類のあわせて選ぶことが大切です。革は傷つきやすく、一度削れてしまうと戻すことができないため、不安な方は専門家に相談した上で適切なクリーナーを使用するようにしましょう。クリーナーでも落ちないような汚れは最終手段として水洗いする方法もありますが、こちらも革の種類によっては傷めてしまう恐れがあるため、購入店などでメンテナンス方法を確認してから行ってください。

5_3

☆美しさを長持ちさせるために心がけたいこと

腕時計を長持ちさせるためには、手入れとあわせて使い方や保存場所にも気を付けたいところです。まずは1本の時計をヘビーローテーションで使うのはなるべく避けましょう。特に革ベルトの場合、他の革製品と同様に使い続けることで消耗が早くなります。夏場は汗染みができやすくなるため、その間はステンレススチールの時計に変えるなどの工夫をしましょう。定期的に休ませておくことで、革がぐっと長持ちします。

また、腕にぴったりのサイズにはせず、指1本分くらいの余裕を持たせてつけるようにしましょう。そうすることで通気性が良くなり、皮脂や汗がベルトに付着し辛くなります。特に女性で手首に香水や日焼け止めを塗る人は、それらが時計についてしまわないように心がけましょう。革ベルトにつくことで、革の劣化や変色の原因となってしまいます。

また、保存場所も重要なポイントです。高温多湿の場所は避けて、家の中でも風通しが良い所に保管してください。直射日光の当たる場所は避けて、陰干ししておくことで腕時計が長持ちします。TVやパソコンなどの側に置くと磁場の影響で時計の時間が狂ってしまうことがあるため、電子機器の側には保管しないようにしましょう。