腕時計の箱はどうする?捨てるか保管するかどっちが良い?

腕時計を買った時に一緒に付いてくる腕時計の箱。

時計を買ってから家に持ち帰るまでは必要なものですが、腕時計を着けるようになってしまえば箱を使うこともなくなり、邪魔な存在になってしまう腕時計のボックス。

精密機械である腕時計を保護する役割であるため、腕時計のボックスは頑丈で固く作られており、それなりの値段がする腕時計になると、付いてくる箱も豪華になり無駄に大きくて立派でかさばってしまい置き場所を取ってしまいますよね。

「腕時計の箱なんてこれから先に使う気配もなさそうだし、いっそのこと捨ててしまおうか」と思いつつも、「いや、、でも置いておいた方がいいかな~」といまいち決断ができず悩んでおられる方に向けて、腕時計の箱を捨てるとどういったメリットやデメリットがあるのかと、腕時計の箱は本当に捨ててしまっても良いのか?などをお話していきます。

 

腕時計の箱はどうするか迷うもの

腕時計の箱を捨てるか、捨てずに保管しておくか、悩む人って意外と多いもの。

腕時計の箱のサイズは、小さなものから大きなものまで様々。
小さいサイズの箱1つ2つくらいならそこまでスペースを取ることはないですが、これが何個も溜まってくると邪魔なもの。

いずれにしよ保管する為には保管スペースが必要になってきますよね。

箱から時計を出してしまえばボックスなんて使う出番もないし、腕時計を保管する以外の活用方法もこれといって無い。

かといって家にずっと保管しておくのも邪魔…。

モヤモヤしますよね。

捨てるかどうするか迷うグッズランキングに恐らく入ってくるのでは?と思われる腕時計の箱。

今これを書いている筆者も、腕時計の箱の処分に悩んだことがある一人でした。

腕時計の箱を捨てるメリットとデメリットや、筆者の体験談も一緒に、次の章でご紹介していきます。

腕時計の箱は捨てる?メリット・デメリットは…

いるのかいらないのかよくわらかない腕時計の箱。

もし箱を捨ててしまったと仮定した場合、考えられるメリットやデメリットは何でしょうか。

 

腕時計の箱を捨てるメリットは?

 

『断捨離になり部屋も心もスッキリする』

腕時計の箱を思い切って捨ててしまえば断捨離となり、部屋の中がスッキリして気持ち良いのはもちろん、それまでずっと「捨てようか捨てまいか・・・」とモヤモヤモヤしていた心も晴れて気分爽快。

不要な物を溜め込まず手放すと、収納スペースにもゆとりができて、片付けや掃除も楽になります。

 

腕時計の箱を捨てるデメリットは?

次に、反対のデメリットは。

 

『故障などでメーカーへ修理に出す時の郵送で困る』

腕時計が壊れた時に、メーカーや購入先のお店宛に郵送で送らなければいけない時があります。
こういう場合、郵送する為のダンボールに詰める時に、時計を入れる箱がないと、腕時計を安全に郵送する為に保護する入れ物がなくて困ることになりかねません。
腕時計の保証期間内は捨てずに置いておく人がほとんどかと思いますが、保証の期間が終わったとしても、もしかしたら別の腕時計の時に必要になって使うことがあるかもしれません。

また、修理に出すだけではなく、引越しなど何らかの事情で腕時計を運ばなければいけない時も、腕時計の箱に入れてからダンボールに詰めれば安全に運ぶことができます。

 

『売却する時の買取値段に影響が出る可能性がある』

腕時計を売る場合、箱のありなしで査定に影響が出て来る可能性もあります。

現時点では売るつもりがなくても、そのうち気持ちが変わったり、あってほしくないけれど何らかの事情で売らなければいけなくなる時がくるかもしれません。

中古店などに売却する時には、箱も査定の対象となることは多々あり、箱無しと箱有りでは買い取り値に変動が出てきます。

オークションサイトやフリマアプリなどを利用して自分で売る場合も、「箱有りです」と書けるのは商品を売れやすくするポイントになるし、実際に箱有りで一式揃っていた方が売れやすいです。

また、オークションサイトやフリマアプリでは、有名ブランドの腕時計の箱のみが数千円で出品されていることも多々あります

基本的にメーカーやショップに問い合わせても、腕時計の箱単体では書い直すことができないもの。

「この腕時計ブランドの箱だけが欲しい!」という人は結構いるので、フリマアプリやオークションでも需要があります。

 

今これを書いている筆者も『嗚呼・・時計の箱捨てなきゃよかったなぁ・・』と思った体験をしたことがありまして。

当時、心惹かれて購入した腕時計。
引き出しの中で、でかでかと場所を占拠している腕時計の箱が邪魔で鬱陶しく感じる日々が続いていました。

「気に入って買ったからこの時計はずっとつけるだろうし」と思っていたのと、別に高級時計でもなかったので、とりあえず保証書のみ手元に残しておいて、邪魔になった腕時計の箱と、「腕の太さも変わることないし」と思い調節で外していたコマも一緒に捨ててしまいました。

しかし人の心とは移ろいやすいもの。

その後、その腕時計がだんだん好きじゃなくなって、引き出しの中にずっと仕舞い込む事になり箪笥の肥やし状態に。
腕時計自体はまだまだ綺麗だし、捨てるのも勿体無いと思い、某フリマアプリに出品してみましたが、いざ出品してみると、「箱無しですか?」「コマありますか?」などの質問が来る来る。

結局、値段を下げて売れましたが、「あの時、箱一式捨てなければもっと早く高値で売れたかもな」と後悔した事がありました。

腕時計の保管にも箱はあった方がいい

邪魔だと感じる腕時計の箱。

当たり前のことですが、腕時計を保護する事を考えて作られている専用ケースとだけあって、腕時計を使わない時に保管しておくには最適な保管場所になります。

適切な保管をする事は、腕時計の寿命を延ばす事にも繋がります。

腕時計は繊細で傷つきやすいものですが、腕時計の箱は基本的に頑丈な作りになっているので、外部の衝撃からも守ってくれるし、蓋もきちんと閉めておけば腕時計に埃がついてしまうこともありません。

箱の内部は柔らかい作りになっているので、万が一中で腕時計が動いても傷がついてしまうのを防ぐことができます。

除湿剤も一緒に入れて保管しておけば、腕時計の大敵の湿気からも守ることもできます。

使わない腕時計を長期間保管する際は、引き出しの中や小物入れの中に裸のままでそのまま保管したりせずに、
しっかりと箱の中に入れてしまっておくのがオススメです。

また、先ほどの章でもお話したように、引越しなどの移動で腕時計を運ぶ事になった時は、箱内部の優れたクッション性と、箱の中でしっかりと腕時計が固定される事により、安全に運ぶことができます。

腕時計の箱は、邪魔なように思えて実はとても役に立つアイテムの1つです。

箱はできれば捨てずにとっておくことをオススメします。

 

まとめ

腕時計の箱を捨てるか捨てないか、悩む人は意外と多いもの。

腕時計を持っている方なら、邪魔なように思う箱でも置いておけば何かと便利だし、いざという時に必要になる物の1つでもあります。

完全に使い潰すつもりだったり、売るつもりが絶対にないと言い切れる場合以外は、腕時計の箱は置いておかれた方が安心です。