腕時計はTPOで使い分け必須!腕時計の各素材が相手に与える印象を解説

腕時計にはさまざまなタイプがあり、各メーカーから多くの製品が発売されています。購入したいけれど、何を基準に選べば良いのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。腕時計にはサイズや重量など、たくさんの要素があります。その中でも特に、相手に与える印象に大きく関わるのは素材です。そのため素材で腕時計を選ぶのも一つの手といえるでしょう。
そこで今回は、腕時計の素材の特徴やTPOによる使い分けなどを解説します。

渋さやクールさを出す金属素材

ビジネスマンがよく使用するのは金属素材の腕時計です。金属素材の腕時計は、その質感から渋さやクールさを感じさせるものが多いです。また質感以外にも、渋さやクールさを感じさせるポイントがあります。それは他の素材より頑丈であることです。そのため金属素材の腕時計に対して、男性的なイメージを持っている人も多いでしょう。腕時計は装飾品の一つでもありますが、装飾性を重視して脆い素材のものを選ぶと簡単に破損してしまうことがあります。頑丈な金属製の腕時計を使用していると、実用性を重視する男性的な渋さを相手に印象づけられるでしょう。

腕時計に用いられる金属にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。多くの製品に幅広く用いられているステンレススチールの特徴は加工しやすいことです。錆びにくいことが特徴のチタンは、ダイバーズウオッチに使用されることも多いです。またセラミックは傷に強く、軽量である特徴があります。このように金属の種類によって特徴は異なりますが、金属特有の質感や頑丈さは共通しています。程度に差はありますが、どの金属であってもクールな雰囲気を出せるでしょう。そのためビジネスシーンなど、フォーマルなシチュエーションを中心に使用するのがおすすめです。

使いこむほどに歴史を感じさせる皮革素材

腕時計には、ベルトに皮革素材を使用しているものが多くあります。皮革素材の種類としては、クロコダイルやリザードなどが一般的です。皮革素材は有機物であるため、汗などの影響で劣化していきます。しかし、小まめに専用のクリームなどで手入れをしていれば、極端に寿命が短くなることはありません。それどころか大切に使用していれば、自分の腕に馴染んでくるので着け心地がとても良くなります。また使い込んでいると、色が変化してきて独特の味わいが感じられるようになってきます。使い込んでいることは一目瞭然で、見る人に歴史を感じさせます。そのため、腕時計の上級者のように思われることが多いでしょう。

皮革素材を用いた腕時計は、いろいろなTPOにおいて使用できます。ブラックであればスーツにも合いますし、ブラウンであればカジュアルなファッションにも似合います。冠婚葬祭につけていくのは避けた方が良いですが、それ以外のシチュエーションであれば特に問題ないでしょう。ダークカラーのファッションをしている時に、ホワイトの皮革素材を使った腕時計をつけるのもおすすめです。腕時計が程よいアクセントになり、品があって華やかな印象を与えられます。

アウトドアで活発な印象を与えるラバー素材

ベルトによく使われる素材の一つにラバーがあります。ラバー素材を使った腕時計をつけていると、活発な印象を与えやすいです。なぜならラバー素材は耐水性や弾力性が高いため、アウトドアのグッズに使用されることが多いからです。水や圧力がかかりやすいアウトドアにおいて、とても便利な素材といえます。そのためラバー素材の腕時計をつけていると、アウトドア好きであると思われることもあるでしょう。また弾力性と伸縮性があるため、腕にフィットしやすい特徴もあります。そのためスポーツなどで腕を使う時にも、あまり邪魔になりません。このようにアウトドアやスポーツと相性が良いので、つけていると活発な印象を与えやすいです。

ラバー素材のもう一つの特徴として、安価であることが挙げられます。負荷がかかると亀裂が入って裂けてしまうこともありますが、あまりコストをかけずに交換が可能です。アウトドアでよく使用している人であれば、頻繁に交換しているケースも珍しくありません。そのように手軽に交換できることも、活発な印象に繋がっているのでしょう。ビジネスなどのフォーマルな場には合いませんが、アウトドア以外でもカジュアルな場であれば問題なく使用できると考えて良いです。

オシャレで若い印象を与えるプラスチック素材

若者向けの腕時計のシリーズには、プラスチック素材のものも多くあります。プラスチック素材はケースだけに使用されている場合や、バンドにも使用されている場合などがあります。製造コストが安いため、腕時計の価格も安い傾向が見られます。学生のような若者であっても、購入しやすいことが特徴といえるでしょう。若者をターゲットにしている製品が多いため、デザインは若々しくオシャレなものが主流です。プラスチック素材の腕時計をつけていると、若い印象を与えられるでしょう。

プラスチック素材の腕時計は、デートや女子会などで、若者らしいファッションをしたい時に使用するのがおすすめです。年配の人であっても、若者と交流する際などにフレッシュさを出したい場合は使用すると良いでしょう。どの季節のファッションにも合わせられますが、特に夏場には汗を吸収しないなどのメリットがあります。また、高級感のあるデザインの製品も存在します。そのような製品であれば、フォーマルな場で使用することも可能です。

まとめ

腕時計は素材によって印象が異なるので、TPOを考慮することが大切です。金属素材の腕時計は渋さとクールさが特徴であり、フォーマルな場で使いやすいです。皮革素材を用いた腕時計は、次第に味わいが出てくることが特徴で、カジュアルな場でも使えます。また、ラバー素材を使った腕時計はアウトドアでの使用に適しており、活発な印象を与えられるでしょう。プラスチック素材の腕時計は安価なことが特徴で、上手く活用すればオシャレに磨きをかけられます。今回紹介したような素材ごとの特徴を把握して、購入する腕時計を選びましょう。しかし、購入したものを気に入っているからといって、シーンやファッションを無視して使うのは良くありません。できるだけ異なる素材の腕時計を所持し、TPOごとに相応しいものを選べるようにしましょう。