腕時計を選ぶときの基準は自分用、プレゼント用など用途によっても違いますし、人それぞれ趣味やテイストによっても違います。
さまざまなデザインの腕時計があるなかで、実はおすすめなのは文字盤が青のものです。青の文字盤の腕時計は美しいだけでなく、スタイリッシュで洗練されたイメージを与えます。また、青という色にも魅力があります。そんな青の文字盤の腕時計にはどんなシーンが合うのか、そんなブランドラインナップがあるのかなど、とっておき情報をお届けします。
派手に見えて意外と落ち着くブルー
青の文字盤の腕時計は、一般に広く販売されている白色の文字盤のものと比べて少々派手なのでは?と思われることがありますが、実はそんなことはありません。青という色のもつ魅力は、海の色を彷彿させて自然や落ち着き、またクールで美しいという印象を与える効果のあるところです。赤や青、緑や黄などのはっきりした色彩は、その色のもつイメージを強烈に人に与えますが、青という色もまた、冷静さやスタイリッシュなイメージを与えるのに適した色です。一見、文字盤がブルーの一色だと印象がきついと思われがちですが、その青が深ければ深いほどクールですし、水色によったものだとキュートな印象もあります。あるいは文字盤にオプションがいくつも配置されていれば文字盤の色の範囲も少なくなるので、さらに印象が変わります。ビビッドな色ですが、時計の印象を派手にさせない効果が青にはあるのです。青という色は、落ち着きを表現したい大人の腕時計にぴったりマッチするといえます。
スーツはNG?どちらかというと普段着用
クールで洗練された印象を与える青い文字盤の腕時計ですが、では、どのようなシーンにフィットするのでしょうか。一般的にカラーの文字盤はあらたまった席、例えば冠婚葬祭には不釣合いかも知れません。特に弔事などにはカラー文字盤の腕時計は控えた方がよいでしょう。ですが、青という落ち着いた色は見た目より派手な印象は与えないので、ビジネスシーンにはあまり問題はないです。しかし、大事な商談やきちんとした印象を与えたい席においては、避けた方がいい場合もあるかもしれません。文字盤が大きいと、スーツの袖から見えたときに派手な印象を与える可能性もあるので、ビジネスシーンでは、あまり大きくない文字盤の腕時計を着けた方が、時計だけが目立つということを避けることができるでしょう。クールなイメージの青ですが、どちらかといえばスーツより、カジュアルシーンでスタイリッシュに格好いいスタイルを上手に演出してくれます。ジーンズなどのブルー系のスタイルはもちろん、赤や茶、白を基調としたスタイルにもマッチする万能ぶりを発揮します。
自分に馴染むかどうかは吟味必須
ひとくちに青の文字盤の腕時計といっても、様々なブランドがデザイン豊富にラインナップを揃えています。メンズ、レディース、ユニセックスか、またデザイン、腕時計や文字盤の大きさの違いなど、どの腕時計が自分に合うのか吟味する必要はあるでしょう。自分に馴染むかどうかのポイントは、まず文字盤の大きさにあります。文字盤が大きいものは主にメンズに多いですが、文字盤がカラーですと文字盤だけが目立ってしまう場合があり、小柄な人が着けると時計が浮いてしまう可能性があります。好みで選ぶ前に、腕に着けたときの全身の印象をイメージするとよいでしょう。そして、文字盤だけでなく、ベルト部分や腕時計全体のデザインも含めて、どういうシーンに身に着けたいのかなども考慮しましょう。見た目の格好よさだけで選ぶのもよいですが、腕時計だけが目立たないよう、文字盤の大きさやベルト部分をどうするか吟味し、長く使う場合を考えて利用するシーンを想定することが選ぶ際のポイントです。
青い文字盤のブランド時計を紹介
青い文字盤の腕時計にはどんなブランドがあるのでしょうか。セイコーやカシオ、シチズンなどの日本のメーカーを始め、タグホイヤーもクールなデザインの青い文字盤を揃えています。また、ディーゼルやマークジェイコブズ、トミーヒルフィガー、ヴィヴィアンウエストウッド、あるいはハミルトンなどから青い文字盤のものが提供されています。そのほかニクソンやエンポリオアルマーニなどからも販売されていますので、お気に入りのブランドがあれば、そのブランドから限定的に探してみるのもよいでしょう。
また、青い文字盤の腕時計は自分用だけにとどまらず、プレゼントとしても価値があります。普段あまりカラー文字盤の腕時計を着けない友人やパートナーへ、また入学や就職時のお祝いにも喜ばれることでしょう。青はビビッドカラーでありながら派手さを抑え、落ち着きのある色であり、濃いブルーであればなおさら人を選ばないのでプレゼントにはよいでしょう。価格は1万円を切るものから10万円くらいのものまでさまざまですが、用途に応じて贈る相手のテイストなどに合わせて選ぶとよいでしょう。
まとめ
青い文字盤の腕時計は見た目よりも意外に派手さは少なく、色のもつ効果などから返って落ち着きのある印象を与えます。白い一般的な文字盤と比べると汎用性が少ないようにも思われますが、青という色の印象から、ビジネスシーンにおいても、もちろん普段遣いとしてもクールでスタイリッシュなイメージを演出できる優れたアイテムでもあります。青い文字盤の腕時計を扱っているブランドも数多く、自分用はもちろん、誕生日や就職、入学のお祝いなど、特別なプレゼントとしても非常に有効です。スタイリッシュな印象は、そのまま贈る側のセンスの良さを物語ることにもなります。大事な人に気持ちを伝えるときに特別な思いを込めたアイテムとして、青い文字盤の腕時計を選択肢の中に入れてみるのもいいかもしれません。
青い文字盤の腕時計はメンズのものが多いですが、レディース用で水色のものも販売されています。レディースのものでブルー系のものは甘さを抑えているので、年齢を限ることなく長く愛用できるでしょう。自分のために他とは違った腕時計を探している場合にも、ひとつの選択肢としておすすめです。また、メンズのブルー系腕時計の種類は多種多様です。好きなブランド、好きなデザイン、自分に合うかなどさまざまな角度からお気に入りを選びましょう。